マイナ保険証では、個人情報の安全性を確保するために複数の対策が講じられています。まず、マイナ保険証のICチップには、健康や病歴情報が直接保存されていません。情報はオンラインで管理され、顔認証や暗証番号による厳格な本人確認を通じてのみアクセスが可能です。
また、情報の共有は利用者の同意が必要で、医療機関が閲覧できる範囲も限定されています。さらに、利用履歴は「マイナポータル」で確認でき、自分がいつ、どこで情報を提供したかを常に把握できます。。
マイナ保険証はプライバシーを保護しながら利便性を提供する設計となっています。
まとめ
マイナ保険証は、氏名や生年月日などの基本情報が医療機関に共有されますが、身長や体重などの健康データは、患者の同意がない限り共有されません。
情報は厳重に管理され、プライバシーが守られています。安心して利用するために、必要に応じて同意の範囲を確認することが重要です。
出典
デジタル庁 マイナンバーの健康保険証利用
厚生労働省 オンライン資格確認における手術情報を含む診療情報の提供
政府広報オンライン マイナ保険証 2024年12月、マイナ保険証を基本とする仕組みへ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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