軍艦島へ行きたいけれども時間に余裕がない、船酔いしてしまう、上陸しても足元が不安!というかたへ。陸のこちら側から眺めるだけでもじゅうぶん満喫できるオススメしたいスポットを3ヶ所ご紹介します。

【1】以下宿橋夫婦岩

長崎市内から499号線を走り野母崎半島に向かう途中で、以下宿町の海沿いから見られる夫婦岩。ドライブがてらに寄りやすい場所にあります。

すぐ近くに駐車して、歩いて夫婦岩まで行くことができます。

階段を降りると海面ギリギリでスリル満点!

約4億8千万年前の古い岩石の男岩と女岩の間から見られる端島は神秘的は表情で、なんだか恋が実りそうな予感がします。

ちなみに駐車場にあるお手洗いの屋上が展望台になっており、夫婦岩と端島の素敵な写真が撮影できますし、無料の双眼鏡もありますので是非覗いてみてくださいね。

春と秋の夕日の沈む頃に素敵な光景が見られるそうでよ。

【2】権現山展望公園

権現山展望公園は日本の最西南端にある標高198mの権現山にある公園で、高い位置から端島が勇ましい表情で見られます。

春には桜が海を背景にして斜面一面に咲くそうで、軍艦島と1枚の写真に収められるのだとか。

また10~11月と2~3月にかけて、ナベズル・マナズルなどの渡り鳥が見られるそうですよ。

展望台から階段を下ると、広島平和公園の悲願の鐘と呼応する夫婦鐘として「発起の鐘(まごころの鐘)」が建立されていて、鐘をつくことができます。世界の平和を願いながら鐘の音に耳をすましてみましょう。

【3】野母崎総合運動公園

端島がわずか4km先に見える激近スポット!

頑張って北側展望所がある丘に上ると無料の双眼鏡もあり、ビックリするくらいの大きさで細部まで見ることができます。

毎年冬に、1,000万本の水仙が咲き誇る「のもざき水仙まつり」が開催されていますので、時期を合わせて訪れてみては。水仙と空や海のコントラストが最高でしょうね。