新電力会社の中には、電力販売の方法に複数のプランを設けているところもあります。例えば、深夜の電気料金を安くする代わりに昼間の電気料金を上げるプランを選べば、主に夜に電気を使う方は電気料金をおさえられるでしょう。
しかし、ライフスタイルと電力プランが合わないと電気料金が高くなる可能性があります。
会社を退職した、子どもが生まれたなどライフスタイルが変わったら、契約している電力プランを見直してみるなどの対処が必要です。
電力会社によっては解約金や違約金が発生する可能性がある
電力会社の中には、2年契約、3年契約を結ぶことで電気料金がお得になるところもあります。したがって、新電力会社に契約するタイミングによっては、解約金や違約金が発生する場合もあるでしょう。
解約金や違約金の額は電力会社によって異なります。高額の場合、月々安くなった電気代を上回る場合もあるでしょう。
新電力会社に乗り換えるときは、現在契約している電力会社の契約内容をよく確認してください。契約した場合、取り消しが難しい場合もあります。
電力会社の変更を検討しているならデメリットも把握しておこう
新電力会社は「電気料金がお得になる」ことを中心にPRしているので、電気料金が高くなるリスクを知らない方もいるでしょう。新電力会社に変更する際はメリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。
電力会社を変更すれば、ずっと電気料金が安くなるとは限りません。また、新電力会社にもさまざまな種類があるので、電力会社の変更を検討している場合は複数の会社を比較検討してみるのがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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