▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
初心者マークとは
「初心者マーク」とは、基本的に準中型自動車または普通自動車の運転免許を取得してから1年未満のドライバーが車両に貼り付けることが義務付けられている標識です。正式には「初心運転者標識」と呼ばれ、緑と黄色の矢印の形をしたおなじみのデザインが特徴です。
この初心者マークは、運転が未熟なドライバーが公道を運転していることをほかのドライバーに知らせるためのものであり、周囲の配慮を促す役割を果たしています。これにより、ほかのドライバーが車間距離を空けたり、無理な追い越しを控えたりといった配慮が期待されます。
初心者マークは初心者ドライバーが安全に運転技術を身に付けるための重要な仕組みと言えるでしょう。
初心者マークはいつまで付けるべき?
道路交通法では、初心者マークの貼付期間は「運転免許を取得してから1年間」と定められています。この期間中は、運転する車の前後に必ず初心者マークを貼り付けなければなりません。
そして、初心者マークを取り付けずに運転した場合は違反点数1点が加算され、普通車の場合は反則金4000円が科されてしまいます。
なお、初心者マークを付けた車に対して、幅寄せや車間距離の維持を妨げるような進路変更を行った車は違反となり、反則金が科されます。