早速ヒントを見てみましょう。

「鳥黐」の読み方のヒントは?

1.「鳥黐」をひらがなにすると4文字になります。

2.『鳥黐のような浮洲に完全に乗りあげてしまった。』久生十蘭「海難記」より引用

3.昔の賽銭泥棒は「鳥黐」を使うことがあったそうです。

正解は…

正解は「とりもち」でした!

「鳥黐」とは、植物の樹皮や果実などを原料にした粘着性のある糊状のもので、木の枝や竿の先に塗り付けて鳥や虫を捕まえるのが主な用途として知られています。

原料や作り方は地域によってさまざまですが、一番ポピュラーなのはモチノキやヤマグルマという木の樹皮です。前者は「シロモチ」、後者は「アカモチ」と呼ばれます。

「黐」の音読みは訓読みは「チ」、訓読みは「もち」「とりもち」、漢検1級23画の漢字。

部首の「黍(きび)」は穀物を意味しています。桃太郎に出てくるキビ団子のキビです。

隣の「离(チ・リ)」は大蛇をかたどった象形文字で離れることを意味します。

現在「鳥黐」は禁止猟具に指定されているので狩猟には使用できませんが、ネズミ捕りや玩具としては販売されています。

ちなみに、ドラえもんには「鳥黐」が登場する話が多いです!

5つ目の漢字は「蕺」です!

の読み方をご存じでしょうか?

「しぶき」とも読みますが、今回はそれ以外の読み方でお答えください。

草冠がついているので植物の名前のようですね…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

蕺の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. ハート形の葉と独特の香りが特徴です
  3. 古くは「しぶき」と呼ばれていたという説も

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

蕺の読み方!正解は!?

正解は「どくだみ」です!

「蕺(どくだみ)」と書いて「しぶき」とも読むことができ、どくだみの古名とも言われていますが、はっきりとしたことは定かではありません。