年末は家族で「東京から新潟」へ帰省予定。4人家族で「新幹線代」が心配ですが、人数が多いなら「車」のほうがお得でしょうか…?
年末年始は家族そろって帰省する人もいると思いますが、遠方になればなるほど交通費が気になるケースも少なくありません。長期休暇になると新幹線や飛行機代は高くなる傾向があるため、車で帰ったほうが節約になるのではないかと考える人もいるでしょう。   本記事では、家族3人で東京から新潟へ帰省するケースを想定し、新幹線と車で交通費は大きく変わるのか、それぞれのメリット・デメリットも含めて解説します。

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新幹線で移動するといくらかかる?

公共交通機関を利用して東京から新潟へ移動する場合、複数の方法が考えられますが、今回は東京駅から新潟駅まで上越新幹線の指定席を利用するケースをみてみましょう。指定席特急料金はシーズンごとで変わることがありますが、最繁忙期で通常料金に400円上乗せされるものとします。
 
東京駅から新潟駅までは運賃と指定席特急料金を合わせて、大人1人あたり通常1万560円かかります。子どもは半額の5280円です。最繁忙期料金も加えると「大人2人、子ども1人」の片道料金は2万7600円、往復で5万5200円となります。
 

車で帰る場合は節約できる?

家族3人で東京から新潟へ車で移動する場合、ガソリン代や高速道路代がかかります。今回は下記の内容をもとに試算してみましょう。

●東京から新潟までの距離は高速道路利用で片道350キロメートル
●ガソリン燃費は1リットルあたり18キロメートル
●ガソリン価格は1リットルあたり175円

ガソリン消費量は約19リットルで、ガソリン代は片道3325円かかります。高速道路は東京駅近くの神田橋インターチェンジから新潟西インターチェンジまでETCで利用すると片道8240円かかります。
ETCの種類や有無、ルート、シーズンなどによって実際の所要時間や料金が変わることもあるので要注意です。
 
ガソリン代と高速道路料金を合わせると往復で2万3130円です。新幹線利用時は5万5200円かかるため、交通費だけで考えると車利用がお得です。
 

新幹線と車のメリット・デメリット