岩根愛氏は、無形文化や自然伝承を紐解いて、写真や映像作品を手がけている写真家。2018年に移民を通じたハワイと福島の関わりを追った『KIPUKA』(青幻舎)で、第44回木村伊兵衛写真賞、第44回伊奈信男賞などを受賞している。
工藤麻紀子氏は、五所川原市に生まれ、神奈川を拠点に活動。作品は、アイルランドのアルスター国立博物館や、アメリカのフォートワース近代美術館、ロサンゼルス現代美術館、UCバークレー美術館などに収蔵されている。
小林エリカ氏は、目に見えない物、時間や歴史、家族や場所の痕跡から着想を得た作品を生み出す。「りんご前線—Hirosaki Encounters」(弘前れんが倉庫美術館、2022年)などに出品。小説・マンガ作品も手がけ、第78回毎日出版文化賞受賞を受賞している。
写真家・⽥附勝氏は、東北の地を足繁く訪ね、自然への畏敬とともにある営みを撮り続けた作品集『東北』(2011年)で、第37回木村伊兵衛写真賞を受賞している。
奈良美智氏は、日本を代表する画家・彫刻家。2012/2023年に青森県立美術館、2002/2005/2006年に出身地の弘前市・吉井酒造煉瓦倉庫(現れんが倉庫美術館)で、大規模な個展を開催。2024年からヨーロッパでの大規模個展が開催されている。
陶芸家・桝本佳⼦氏は、2013年イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館レジデンスプログラムアーティスト。2021年「ギフト、ギフト、」(八戸市美術館開館記念展)などや、現在「POKEMON×KOGEI」(麻布台ヒルズギャラリー)に出品している。
画家・三村紗瑛⼦氏は、おいらせ町に在住。2019年「第73回 二紀展」損保ジャパン日本興亜美術財団賞を受賞。「八戸アーティストファイル2025」に参加予定。