いざというときのお金を準備するには、日々の生活費のなかから少しずつ積み立てていくことが大切です。例えば、毎月5000円ずつ災害用の現金を貯めれば、半年後には3万円、1年後には6万円になります。無理なく少額から始めることで、負担を感じずに貯められます。
また、災害用の現金は「分散して保管」することがポイントです。例えば、自宅の防災バッグや非常用リュックサックに少額の現金を入れておき、財布や車のダッシュボードにも予備の現金を用意しておきます。
さらに、銀行口座やデジタル決済も活用し、万が一のためにお金の管理を分散させると、より安心でしょう。
災害に備えてお金も心も安心を確保しよう
災害時に必要なお金は、普段の生活費や家族構成に応じて確保しておくことが重要です。緊急予備資金は、生活費の半年~1年分程度が目安とされています。そのほかに現金で1人1週間~10日分の生活費を小額紙幣や小銭で用意し、防災バッグや財布に分散して保管しましょう。
お金の備えは少しずつ積み立てることで、無理なく続けられます。日ごろから災害に対する意識を高め、家族と一緒にお金の準備を進めることで、万が一のときにも安心して乗り越えられるでしょう。心の余裕も生まれ、より冷静に行動できるはずです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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