人生の中で大きな決断の一つとされるのがマイホームの購入やマイカーの所有です。特に40代になると、仕事や家庭の安定がしてくることから、このような大きな買い物を検討する人も多いのではないでしょうか。
ここでは、総務省統計局や各種調査データを基に、40代におけるマイホームとマイカーの保有状況について詳しく見ていきます。
マイホーム保有率
総務省が公表している「平成25年住宅・土地統計調査」によれば、家計主の年齢別に持ち家世帯率を分析すると、年齢が上がるにつれて割合が増加する傾向が見られます。25~29歳では11.3%にとどまるものの、30~34歳で28.7%、35~39歳で46.0%と上昇し、40~44歳では半数を超えます。
上記結果をみると、特に30代以降で持ち家の取得が活発になる様子がうかがえます。
マイカーの保有率
株式会社400Fが男女1226人を対象に実施した「マイカーに関する意識調査」によると、マイカーを所有していると答えた人は全体の70.4%にのぼりました。
年代別の所有状況を見ると、20代以下で57.3%、30代で65.1%、40代で68.8%、50代で72.7%、60代で74.9%、70代以上では81.9%となっています。すべての年代で過半数が車を保有しており、年代が上がるにつれて所有率が高まる傾向が見られます。
年収300万円で貯金ゼロは珍しい状況ではない
職種や地域による差はあるものの、40代男性の平均年収は約461万円です。年収300万円は平均より低めだとしても一定数おり、珍しい状況ではないでしょう。
「貯金ゼロ」についても、意外と同じような状況の方は少なくないようです。ただし、貯金がゼロだと将来に対する不安が大きくなるため、少しずつでも貯金を始めることをおすすめします。