――今年、私生活のほうはどうだったのでしょうか。
桑田 相変わらず愛車をいじっていて、そっちにお金が吸い取られています(笑)。マツダ「RX-8」と付き合い始めて、そろそろ10年目に突入するので、いろいろメンテが必要になってきているという。
――桑田さんの車好きは界隈で有名ですが、やはり今回も車の話になりそうですね。
桑田 今日は「エイト」を布教しにきました(笑)。
グランツーリスモは世界ランカー!!
――桑田さんはデビュー当初、複雑な家庭の事情で高校進学を諦めた“極貧グラドル”としても注目されたわけですけど、車にハマったのはどういったきっかけで?
桑田 10代の頃、「グランツリーリスモ」のオンライン対戦で世界ランカーになったんです。やり始めて2年目くらいで好タイムを出しちゃって、「私って運転上手なのかな」と(笑)。
――それでいきなりいまの愛車を選んだんですか。
桑田 18歳で免許を取ったんですけど、当時の私が買える価格で、できるだけ人数もたくさん乗せられるマニュアルのスポーツカーという条件に該当する車が「エイト」でした。
――マニュアルを選ぶのがすごい。ところで、「RX-8」って、どんな車なんですか? ググると「やめとけ」みたいなサジェストが出てくるんですけど……。
桑田 搭載しているエンジンが特殊すぎるんですよね。一時期レースとか総ナメしていたような仕組みのエンジンなので、ちゃんとメンテできないとダメというか。車のことをよくわからない人はやめといた方がいいというか。
――なるほど。桑田さん自身、いろいろとカスタムもされているようで。
桑田 人間で言うと、着られる服はとりあえず全て着させましたみたいな感じですね(笑)。ノーマルの車が裸だとしたら、ひととおり服を着せて全部オシャレにしましたという。カスタム的にはワイドフェンダーが一番お金かかったんですが、そろそろエンジンをオーバーホールしようと思っていて、その費用がそれなりの額になりそうです。