多彩な役柄と私生活、そして闘病
その後も舞台や映像作品で活躍し、1977年には『ナザレのイエス』でマリア役を演じた。1974年のホラー映画『暗闇にベルが鳴る』や、1990年の『IT/イット』にも出演。2015年の『ソーシャル・スーサイド(原題)』を最後に、2016年に引退した。
2008年に乳がんと診断され、乳房切除手術を受けて一時は寛解。しかし2018年には新たな腫瘍が見つかったことを明かしている。
ハッセーは、自身のキャリアを振り返り「女優としてもっと挑戦的な役に挑むべきだったかもしれない。でも、人生を楽しみ、3人の子供を育てることを選んだ。その時は、キャリアより家族が大切だった」と語っている。
現在は夫のミュージシャン、デヴィッド・グレン・アイズリー、3人の子どもたち(アレックス、マックス、インディア)、孫のグレイソン君に見守られていた。