放置している間に、他の場所の掃除をしたり、買い物に出かけたりできるのも忙しい年の瀬にありがたい限り!

放置している間に洗剤が乾燥しないように、ラップやビニールをかぶせておきましょう。

◆やりたくないスポットその2「窓・網戸」

寒い季節に屋外での水仕事……。窓や網戸掃除も「年末にわざわざ、やらなくても……」という気持ちになるスポットです。屋外で過ごしやすい季節にまわせるのなら、そうしたい。しかし、「花粉症のシーズンはムリ」「雨の日はできない」「猛暑はカンベンして」などと考えると、消去法で年末年始になってしまうことも少なくありません。

窓や網戸は汚れのガンコ度合いは低いものの、数と大きさによって所要時間や労力が変わります。とはいえ「掃除」に限ると、道具の選び方でラクを手に入れられるスポットです。最適解は「拭き跡が残らず、網戸と窓の両方に使えるクロス」を選ぶこと。汚れ落とし、仕上げ拭き、網戸掃除を1枚で完了できるので、道具や洗剤を使い分ける手間も省けます。

まずは、手垢やホコリといった汚れ具合が軽めの、室内側の窓からスタート。体を動かして温まったところで、いざ屋外へ。窓の外側に土やホコリの汚れが目立つときは、クロスを使う前に濡らした新聞紙で汚れを除去しておきましょう。クロスの汚れを洗う手間が省けます。

<1枚で窓・網戸完了!>

そうじの神様

窓網戸専用クロス

◆やりたくないスポットその3「お風呂場」

『自分を洗うので精一杯、風呂場まできれいにする余力はない……』。日々、入浴するたびにそうやって汚れから目を背けてしまうのは、多忙な現代人の悲しいサガなのでしょう。しかし、この繰り返しが、お風呂場の汚れをガンコにさせるのです。主なガンコ汚れは「水アカ」と「カビ」。もっとも目立つ水アカは鏡や水洗金具についたウロコ汚れですが、目立たないだけで壁やタイル、浴槽のヘリや側面にも付着しています。カビはパッキンやドアと壁の境目の隅などで、ジワジワと増殖して存在感を増していきます。