変動費は日用品や交際費、娯楽費など、月ごとに金額が変わる支出です。意識的に管理することで節約できます。
・日用品の購入を計画的にする
必要なものだけを購入し、セールやポイントの活用やまとめ買いすることで無駄な出費を防ぎます。
・娯楽費・交際費の予算を決める
毎月使う上限額を決めておけば、使いすぎを防げます。無料で楽しめるイベントや趣味を見つけるのも効果的です。
節約した分は、貯金に回せます。支出の見直しで、「意外と使っていた無駄」を発見できるはずです。
先取り貯金で確実にお金を貯める仕組みを作る
貯金を成功させるポイントは、「先取り貯金」です。手取りからあらかじめ貯金額を引いてしまえば、自然と貯まる仕組みが作れます。
・手取りの10%を目安に貯金する
給料から貯金に回す額は、収入の20~30%程度が理想といわれています。ただし、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合の平均は11%です。
よって、最初は無理せず手取りの10%を目標に貯金をはじめ、余裕が出てきたら増やしていくのもよいでしょう。
・少額からでもOK
無理のない金額から始めて、少しずつ貯金額を増やしていきましょう。
・自動積立を活用する
銀行の自動積立サービスを利用すれば、貯金を「忘れることなく」続けられます。
このような方法で先取り貯金を習慣化することで、無理なく毎月確実にお金を貯められるようになるでしょう。
まとめ
貯金をするためには、固定費の見直し、食費の管理、変動費の削減が欠かせません。通信費や光熱費を節約し、自炊を習慣化することで、無理なく支出を減らすことができます。
また、先取り貯金の仕組みを作れば、貯金を「後回しにすることなく」続けることができます。少額からでもコツコツと節約と貯金を積み重ねていけば、将来の安心へとつながります。一人暮らしでも、無理なく貯金できる生活を目指していきましょう。