▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
平均年収・貯蓄額・負債額
国土交通省が公開している「令和5年度 住宅経済関連データ」に掲載の「住宅と家計経済」によると、令和4年の勤労者世帯の平均年収・貯蓄額・負債額は、以下のとおりとなっています。なお、この平均金額は、関東と近畿で傾向に違いが見受けられました。
<全国平均>
平均年収: 768万円
平均貯蓄:1508万円
平均負債: 879万円(うち住宅・土地は813万円)
<関東地方平均>
平均年収: 830万円
平均貯蓄:1641万円
平均負債:1014万円(うち住宅・土地は943万円)
<近畿地方平均>
平均年収: 765万円
平均貯蓄:1649万円
平均負債: 868万円(うち住宅・土地は797万円)
関東地方は、平均年収が近畿地方や全国平均に比べて高い傾向が見られました。しかし、負債額についても近畿地方や全国平均より高くなっています。
一方、近畿地方は、平均年収は全国平均と大きく変わりませんが、貯蓄額が全国平均より約140万円も多くなっています。また、負債額は全国平均よりも約10万円少ないという結果になりました。
私たちの年収は上がっている?
次に、年収の推移を確認していきます。国土交通省の同調査によると、ここ数年、全国の平均年収は全体的に右肩上がりとなっています。
<平均年収の推移>
平成24年:691万円
平成25年:708万円
平成26年:702万円
平成27年:709万円
平成28年:715万円
平成29年:722万円
平成30年:729万円
令和元年 :736万円
令和2年 :740万円
令和3年 :749万円
令和4年 :768万円