2024年に逝去した人気経済評論家の最後の書き下ろし──『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』
2024年1月1日に亡くなった山崎元氏は、本書『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』(学研)以前にも、『ほったらかし投資術』『学校では教えてくれないお金の授業』『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』など、長く、幅広く支持された著書が多い人気の経済評論家です。1,760円。
本書は、著者が「余命3カ月なら、ぜひやっておきたいと思った3つのことのうちの一つが本書の執筆でした」と述べているように、最後の書き下ろしとなりました。実際に山崎さんがお子さんに向けて書いた手紙からできた本だと言います。お金について、働き方について、厳しくも愛情のつまったメッセージが満載で、経済とつきあう上で一生役立つ「明るい人生のマニュアル」という説明は、まさに言い得て妙でしょう。
【詳しくはこちら】
>> 『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』
2024年に一番売れた?伝説の投資家による実践的なノウハウと考え方──『わが投資術 市場は誰に微笑むか』
個人資産800億円超。過去に発表されていた「長者番付」で1位となった伝説のサラリーマン投資家が著者の清原達郎氏です。咽頭がんで声帯を失い、引退を決めた清原さんが、後継者がいないなら、すべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちでまとめたのが本書『わが投資術 市場は誰に微笑むか』(講談社)です。1,247円(2025年1月2日まで、3日以降は1,782円)。
清原さんの豊富な経験にもとづくさまざまなエピソードは、読み物としても面白いですが、過去の経験をもとにしつつ、単なる昔話ではなく、今もそしてこれからも投資や運用で役にたつ考え方がたくさん披露されています。
株式投資の経験が十分にある個人投資家だけでなく、これから投資を始めたいと考えている初心者・未経験社にとっても多くの学びが得られる一冊と言えるのは、Amazonをはじめとしたオンラインブックストアや、リアル書店のランキングで長く上位に入っていたことからも分かります。
【詳しくはこちら】
>> 『わが投資術 市場は誰に微笑むか』
文/編集・fuelle編集部
画像(書影)・各出版社Webサイトなどから