冬場は「部屋干し」だと洗濯物が全然乾きません…光熱費をおさえつつしっかり乾かす方法はありますか?
天候に左右されず、洗濯物を乾かせる「部屋干し」ですが、気温が低かったり、湿気が多かったりする季節はなかなか乾かないこともあるでしょう。とくに、厚手の洗濯物は乾くまでに時間がかかり、困った経験がある人もいるのではないでしょうか。   そこでこの記事では、部屋干しで洗濯物をしっかり乾かすためのさまざまな方法と工夫についてまとめました。

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部屋干しでしっかり乾かすには?

部屋干しで洗濯物を乾かす際、干し方を工夫すると乾燥の効率が向上します。以下のポイントに注意しましょう。
 

・シワを伸ばし、アーチ型に干す
・洗濯物の間隔を適切に保つ
・新聞紙を置き、湿気を取る
・裏返しで干す

 
洗濯物は、両端に丈が長い衣類やタオル、中心には丈が短い衣類をアーチ型に干しましょう。風が通りやすくなり、湿気がこもりにくくなる効果があるためです。洗濯物の水分が効率的に蒸発し、一般的な干し方よりも早く乾くといわれています。
 
また、洗濯物同士が密着していると、空気の流れが悪くなり乾きにくくなります。適度な間隔を空けて干すことで、洗濯物全体に空気が行き渡り、乾燥が早まるでしょう。
 
脱水時間を通常よりも長めにする、脱水時に乾いたバスタオルを一緒に入れる、下に新聞紙を置いて湿気を吸収させるなどの工夫も効果的です。乾きにくいポケットや縫い目が重なった部分などは、裏返して干すと乾きやすいでしょう。
 

エアコンを使用して効率的に乾かす

部屋干しでエアコンを使用する場合は、風が洗濯物に対して水平に当たるように干すと、衣類の隙間を風が通り抜け乾きが速くなる効果があります。
 
また、サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させれば、洗濯物の乾燥時間を短縮でき、光熱費の節約につなげられるでしょう。
 
サーキュレーターや扇風機は洗濯物の直下に置き、風が洗濯物全体に当たるように角度を調整することが大切です。洗濯物が多い場合は、サーキュレーターを少し離して置くと風が全体に行き渡り、均一に乾かせるでしょう。
 
また、エアコンの「除湿機能」や「部屋干しモード」を使用すると効果的です。気温が低い冬場には暖房機能を使用して部屋の温度を上げると乾きが早まる可能性があります。運転効率を落とさないために、エアコンのフィルターが汚れていないかを確認しておきましょう。
 

エアコンとサーキュレーターで乾かす場合の電気代