また、今月24日の62話では、肩を壊して野球ができなくなった結の恋人・四ツ木翔也(佐野勇斗)が「別の人間になりたい」という理由でギャル男化。そんな彼に、結は「ギャルなめんな。もう本当に別れる。大っ嫌い!」と激怒した。

 そして26日放送の64話では、そんな結を心配した姉の歩(仲里依紗)が、ギャル仲間を招集。翔也に“ギャルの本質”をレクチャーするため、彼の前でギャルたちがパラパラを踊る場面が放送された。

『おむすび』が描く“ギャルの定義”……理解できず困惑する人も

 この放送後、ネット上では「ボディコン姿の仲里依紗さんがパラパラ踊ってるシーンかっこよかった!」「朝ドラでこんな光景が見られるとは!」と好意的な声が上がる一方、「ようやく栄養士の物語が始まったと思ったら、またギャル押しの展開が続いてきつい」「ギャルの本質って、やりたいことをやるってことなの? 全然共感できない」などとネガティブな声も相次いでいる。

「同ドラマが描こうとするギャルの定義が理解できず、困惑している視聴者もいるようです。また、全編を通してヒロインの強い意思が見えないのも問題。流されてギャルになり、なんとなく栄養士になったようにも見えてしまうため、翔也に『ギャルなめんな』とブチギレたシーンに違和感を感じた人も少なくないようです」(同)

 一貫して“平成ギャル”を押していく様子の『おむすび』。放送は来年3月まで続くが、視聴率は回復するだろうか。