2024年12月より、ガス代の値上げが各ガス会社より発表されました。値上げの背景には、円安やロシアのウクライナ侵攻による国際情勢、液化天然ガスの高騰などが関係しています。
 
ガス代の値上げ後、料理を作る際のガス代にどれほどの違いが出るのか、上記と同様に東京ガス(東京地区等、一般契約料金B表)の料金を基に算出します。値上げ後の単位料金は、163.07円です。
 
2.97(kW)×3.6(MJ/h)×3(h)÷45(MJ/立方メートル)×163.07(円/立方メートル)=約116円
土日に1ヶ月間(8日)使用した場合:116(円)×8(日)=928円

 
値上げ前は約744円だったため、約184円の差が出ることになります。1年間では約2208円となりますので、ガス代使用量の多い家庭は光熱費に大きな影響を受けるといえるでしょう。
 

まとめ

ガス代の値上げは、ガスの使用量が多いほど家計に響きます。ただし、趣味である料理をすることで、気持ちが上がるのであれば、それほど光熱費を気にしなくてもよいといえます。光熱費を気にすることも大切ですが、趣味に没頭する時間を大切にすることも大切です。
 

出典

東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
東京ガス株式会社 原料費調整制度に基づく2024年12月検針分のガス料金について(東京地区等)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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