日経平均が好調です。2019年、2020年と連続で上昇し、2020年12月には約30年ぶりの高値を記録しました。 「私も株を買いたい!」という方のために、おすすめの株をご紹介 します。

本記事では 「株主優待」「配当利回り」「業績」 の3つの観点から、FPおすすめの銘柄を10銘柄ずつ、計30銘柄ご紹介します。

要点をわかりやすくまとめていますので、銘柄選びの参考にしてみてください。

株のおすすめ① お得な優待ランキングTOP10

株選びに迷ったら、 「株主優待」の内容で決める のも一つの手です。

そこで、より“お得”と思われる優待順にランク付けしました。おすすめの株主優待TOP10は以下の通り。

身近な企業も多いので、株選びの参考にしやすいのではないでしょうか。

株価
※1月7日終値
権利月 優待の概要
1位 オリックス
(8591)
1,758円 3月・9月 カタログギフト
サービス割引
2位 ヤマダ電機
(9831)
538円 3月・9月 買い物優待券
3位 日本マクドナルド
(2702)
5,020円 6月・12月 食事引換券
4位 イオン
(8267)
3,315円 2月・8月 オーナーズカード
ギフトカード
5位 明治HD
(2269)
7,170円 3月 自社商品
6位 ポーラ・オルビスHD
(4927)
2,100円 12月 カタログギフト
7位 味の素
(2802)
2,320円 3月 自社商品
8位 オリエンタルランド
(4661)
1万6,095円 3月・9月 株主パスポート
9位 日清食品
(2897)
8,980円 3月・9月
※300株未満の
場合は3月のみ
自社商品
10位 ANA HD
(9202)
2,192円 3月・9月 優待割引運賃
サービス割引

※いずれも最低必要株数は100株

上位3位まで、より詳しく確認しましょう。

1位:オリックス カタログギフトと割引カード

大手金融会社「オリックス」は以下のような株主優待を行っています。

【100株以上保有】
1.3月末、9月末の株主に「株主カード」進呈 各種サービスを割引価格で利用できる
2.3月末の株主にカタログギフト進呈

「株主カード」を使えば、指定の 宿泊施設やレジャー施設などで割引サービス を受けられます。

また カタログギフト では、蟹や牛肉など高級食材や家電、洗剤セットなどの日用品まで 幅広い商品 を取り揃えています。なお、3年以上保有する株主は、3月末のカタログギフトがランクアップします。

選べる商品やサービスの多様さから、1位としました!

2位:ヤマダ電機 グループで使えるお買い物優待券

大手家電量販店「ヤマダ電機」の株主優待は、 ヤマダ電機グループで使えるお買い物優待券

株の保有数に応じて次のようにもらえる優待券の金額が異なります。

【100~499株保有】
1.3月末の株主に1,000円分のお買い物優待券
2.9月末の株主に2,000円分のお買い物優待券

【500~999株保有】
1.3月末の株主に2,000円分のお買い物優待券
2.9月末の株主に3,000円分のお買い物優待券

【1,000~9,999株保有】
1.3月末の株主に5,000円分のお買い物優待券
2.9月末の株主に5,000円分のお買い物優待券

【1万株以上保有】
1.3月末の株主に2万5,000円分のお買い物優待券
2.9月末の株主に2万5,000円分のお買い物優待券

1年以上保有する株主には別途追加のお買い物優待券がもらえます。

買うとなるとまとまった金額が必要になる家電製品やパソコン。お買い物優待券でお得に商品を購入できるのは嬉しいですよね。

3位:日本マクドナルド 食事の引換券

ファーストフード大手「日本マクドナルド」の株主優待は バーガーやドリンクなどの引換券 です。株数に応じ、以下のようにもらえます。

【100~299株保有】
6月末、および12月末の株主に優待食事券1冊(1冊につき引換券6枚つづり)

【300~499株保有】
6月末、および12月末の株主に優待食事券3冊

【500株以上保有】
6月末、および12月末の株主に優待食事券5冊

店舗数も多く、身近に利用できるマクドナルド。優待食事券は何かと重宝するのではないでしょうか。

【FPからのワンポイントアドバイス】

優待をもらうには、その株の権利月の月末までに株主になっていないといけません。

注意したいのは、月末に株を買っても間に合わないという点です。株は、買った日を含めて3営業日経たないと株主にはなれないためです。

「この日に買えば優待に間に合う」という日を「権利付き最終日」といいます。ほしい優待が見つかったら、その株の権利付き最終日をチェックしましょう。

若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

株のおすすめ② 東証1部、高配当利回りランキングTOP10

配当利回りは「配当÷株価×100」で計算されます。 配当利回りが高い株ほど、より多くの配当が受け取れます

多くの配当が受け取れるかどうか、という視点で銘柄を選ぶのも一つの方法です。そこでここでは、配当の予想を開示している東証1部企業のうち、予想配当利回りが高いおすすめ銘柄TOP10をまとめました。

株価
※1月7日終値
予想配当額 予想配当利回り
1位 JT
(2914)
2,046円 154円
※2020年12月期
6.63%
2位 ソフトバンク
(9434)
1,335円 86円
※2021年3月期
6.44%
3位 コニカミノルタ
(4902)
398円 25円
※2021年3月期
6.28%
4位 あおぞら銀行
(8304)
1,955円 122円
※2021年3月期
6.24%
5位 日本郵政
(6178)
831円 50円
※2021年3月期
6.02%
6位 長谷工コーポ
(1808)
1,203円 70円
※2021年3月期
5.82%
7位 ゆうちょ銀行
(7182)
872円 50円
※2021年3月期
5.73%
8位 三機工業
(1961)
1,223円 70円
※2021年3月期
5.72%
9位 オンワードHD
(8016)
214円 12円
※2021年2月期
5.61%
10位 りそなHD
(8308)
375円 21円
※2021年3月期
5.60%

上位3位まで、より詳しく解説します。

1位:JT 予想配当利回り6.63%

「JT(日本たばこ産業)」は高利回り銘柄の代表格です。 予想配当利回りは6.63% と、おすすめ銘柄でトップとなりました。

2020年12月期の予想配当は以下のような内訳になっています。

<JT 2020年12月期 予想配当の内訳>

中間配当
(2020.6)
期末配当
(2020.12)
累計
77円(実績) 77円(予想) 154円(予想)

2位:ソフトバンク 予想配当利回り6.44%

通信大手「ソフトバンク」も 高い配当利回りが魅力の銘柄 です。2021年3月期の予想配当利回りは以下のような内訳になっています。

<ソフトバンク 2021年3月期 予想配当の内訳>

中間配当
(2020.9)
期末配当
(2021.3)
累計
43円(実績) 43円(予想) 86円(予想)

3位:コニカミノルタ 予想配当利回り6.28%

複合機大手「コニカミノルタ」の2021年3月期の 予想配当利回りは6.28% となりました。内訳は以下の通りです。

<コニカミノルタ 2021年3月期 予想配当の内訳>

中間配当
(2020.9)
期末配当
(2021.3)
累計
10円(実績) 15円(予想) 25円(予想)

【FPからのワンポイントアドバイス】

予想配当は、あくまで予想です。業績次第では配当が減る、あるいは出ないケースもあります。

絶対にもらえるわけではないという点には注意しましょう。

若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

株のおすすめ③ 東証1部、営業利益成長ランキングTOP10

「営業利益」とは、企業が本業で稼いだ利益です。 「営業利益」が伸びているほど、一般的に成長している企業 といえます。

投資するなら、やはり成長が見込める企業にしたいですよね。ここでは当期の営業利益の予想を開示している東証1部企業のうち、前期営業利益からの伸び率が大きいおすすめ銘柄TOP10をまとめました。

株価
※1月7日終値
前期営業利益 当期営業利益
(予想)
前期比
1位 三井ハイテック
(6966)
4,130円 0.19億円
※2020年1月期
260億円
※2021年1月期
約136.8倍
2位 アイフル
(8515)
254円 16.79億円
※2020年3月期
164億円
※2021年3月期
約9.8倍
3位 マクロミル
(3978)
670円 3.96億円
※2020年6月期
34億円
※2021年6月期
約8.6倍
4位 Olympicグループ
(8289)
942円 6.73億円
※2020年2月期
46億円
※2021年2月期
約6.8倍
5位 西松屋
(7545)
1,542円 19.08億円
※2020年2月期
107億円
※2021年2月期
約5.6倍
6位 メガチップス
(6875)
3,020円 9.72億円
※2020年3月期
42億円
※2021年3月期
約4.3倍
7位 新光電気工業
(6967)
2,475円 32.27億円
※2020年3月期
135億円
※2021年3月期
約4.2倍
8位 アドウェイズ
(2489)
644円 1.97億円
※2020年3月期
8.24億円
※2021年3月期
約4.2倍
9位 フジクラ
(5803)
490円 33.46億円
※2020年3月期
110億円
※2021年3月期
約3.3倍
10位 TOWA
(6315)
2,080円 8.12億円
※2020年3月期
23.1億円
※2021年3月期
約2.8倍

上位3位まで詳しく見てみましょう。

三井ハイテック 電子部品、電機部品メーカー

「三井ハイテック」は、半導体向け電子部品や自動車駆動用モーター向け電機部品などを手掛ける、福岡県北九州市の企業です。

前期は受注の低迷などが原因で96%超の営業減益となっていましたが、当期は 電子部品や電機部品が好調で、130倍以上の営業増益を予想 しています。

アイフル 大手カードローン会社

CMでもおなじみ、大手カードローン会社「アイフル」も当期の大幅増益を予想する企業です。

アイフルは前期、売上は10%以上の増収でしたが、費用の伸びも大きく、利益を圧迫してしまっていました。

今期の売上は微増(+0.6%)にとどまる一方、費用の減少が見込まれているようです。 前期の減益からの反動もあり、大幅な増益予想 となっています。

マクロミル ネットリサーチ大手

マクロミルはインターネット上のリサーチを手掛ける企業です。アンケートに答えるとポイントがもらえるモニターサイトを運営しているため、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

マクロミルも大きな増益を予想していますが、これは前年に回収が見込めなくなった投資で52.8億円の損失を計上しており、その 反動で大幅な増益 となっています。

株の取引は「手数料無料」の証券会社がおすすめ

せっかく株を買うのならできるだけお得に買いたいですよね。この章では、 手数料無料で株を取引できるネット証券をご紹介 します。

「1日100万円以下の取引まで手数料無料」の証券会社3社

1日の 取引金額が100万円以下 に収まる場合、 手数料が無料の証券会社 は以下の3社です。

【1日100万円以下の取引まで手数料無料の証券会社3社】
〇SBI証券
〇楽天証券
〇岡三オンライン証券

✔︎SBI証券(アクティブプラン)
「SBI証券」の株式手数料には以下2つコースがあり、「アクティブプラン」にすると1日100万円以下の取引の手数料が無料です。

〇アクティブプラン:1日100万円以下の取引まで無料
〇スタンダートプラン:取引1回ごとに計算(最低:税込55円)

>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)

✔︎楽天証券(いちにち定額プラン)
「楽天証券」も、SBI証券と同じく2つの手数料コースがあります。手数料無料で取引したい場合、「いちにち定額コース」を選択しましょう。

〇いちにち定額コース:1日100万円以下の取引まで無料
〇超割コース:取引1回ごとに計算(最低:税込55円)

>>楽天証券の詳細はこちら(公式サイト)

✔︎岡三オンライン証券(定額プラン)
「岡三オンライン証券」の手数料コースは以下の通りです。1日100万円以下の取引が無料になるのは「定額プラン」なので注意しましょう。

〇定額プラン:1日100万円以下の取引まで無料
〇ワンショット:取引1回ごとに計算(最低:税込108円)

>>岡三オンライン証券の詳細はこちら(公式サイト)

松井証券 1日50万円以下の取引まで手数料無料

「松井証券」の場合、1日50万円以下の取引までなら手数料が無料です。松井証券の株式手数料コースは1つしかないので、設定を変更する手間がない点はメリットといえるでしょう。

>>松井証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券 買いの手数料無料

「LINE証券」の「現物(げんぶつ)取引」の場合、取引金額がいくらになっても買いの手数料が無料です。

ただし、1株ずつ取引する「いちかぶ」は取引コストが掛かります。以下の違いがあるので、間違わないようにしましょう。

〇LINE証券の「現物取引」:100株ずつ取引。買いの手数料無料
〇LINE証券の「いちかぶ」:1株ずつ取引。0.2~1%の取引コスト

>>LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

株は分散投資もおすすめ 

本記事ではおすすめの株を30銘柄ご紹介しました。株主優待や配当、業績などに気を付け、 「投資したい!」と思える銘柄に投資 しましょう。

投資する銘柄は1つに絞る必要はありません。むしろいくつかの銘柄に資金を分散させる「分散投資」はリスクを減らすメリットがあるので、資金に余裕がある場合はおすすめします。

若山卓也
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。 AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有

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