ことばサポートネットは2025年1月15日(水)に、ことばが芽生え始めの子どもとその保護者を主な対象として、歌やダンス、サインを使ったやりとりでことばを育む、ことばすくすくライブ♪『あか』と『あお』をオンライン開催する。
言語聴覚士と関われる場を提供
子どもは手遊びや歌を通して、暮らしの中でことばやコミュニケーションの力を育んでいく。そのヒントは、地域の子育て支援センターや保育園などでの歌や手遊び、読み聞かせなどの中にも多いが、外出が難しい、初めての場所が苦手、海外に住んでいるなどの理由で、このような経験を重ねるのが難しい人もいる。
「そのような人々にも、保育士や言語聴覚士と関わる場を提供できれば」と思い、ことばすくすくライブ♪『あか』と『あお』を企画。オンラインで開催するのは、地域の子育てコミュニティに所属しない人でも、同じ背景を持つ親や専門家の話を聞いたり相談したりできるから。
普段子育てコミュニティに所属している人も、いつもとは違う仲間と一緒に楽しんだり情報交換できる。外出が困難な人でも自宅から参加できるだろう。どこに住んでいても、どのような生活環境でも利用できるよう、ことばサポートネットはオンラインでの言語聴覚士のサービス提供に力を入れている。
ことばすくすくライブ♪について
乳幼児期の子どもは毎日、楽しいことを探してたくさん遊んで、それを栄養に心もことばも育てていく。
地域の子育て支援センターなどに足を運びづらい状況にある子どもにも、仲間と楽しい時間を過ごす体験を、保護者には”ほっと一息”できる場を提供したいと、ことばすくすくライブ♪を企画した。
同イベントは子育て講座ではなく、少人数で開催する参加型のワークショップだ。言語聴覚士と保育士とがそれぞれの得意分野からアイディアを持ち寄り、発達段階に合わせた、おすすめの遊びや関わりを参加者に体験してもらいながら、自分の気持ちを表すこと、人に伝えること、やりとりすることなど、コミュニケーションの楽しさを感じ、育む機会にしたいという。