▼勤続20年でも年収は「280万円」貯蓄も「30万円」しかないのは少なすぎ!? 転職したほうが良いの?
手取り「月13万円」での生活は、生活保護を受けた場合と同水準
生活保護制度でもらえる受給金額は、厚生労働省の公表している「最低生活費」が基準となりますが、無職の単身者の場合は1ヶ月あたり10万円~13万円の生活保護費の受給が想定されます。
そのため、給与収入からの手取りが「月13万円」の単身者は、生活保護を受けた場合と同水準の生活となりそうです。この場合、地方での生活は問題なく送れるのでしょうか。次項以降で適正な家賃と共にご紹介します。
適正家賃は「約4万3000円」
適正な家賃を検討する上での考え方は「手取りの1/3」までに抑えるというものです。
つまり今回の手取り「月13万円」をベースに計算すると、適正家賃は「約4万3000円」以下ということになります。
全国賃貸管理ビジネス協会の「全国家賃動向」(2024年10月調査)から、1部屋(1K・1DK・1LDKなどを含む)の平均家賃を参照すると、家賃の全国平均は「約5万3000円」です。
本ケースにおいて、適正家賃である「4万3000円」以下の平均年収の都道府県を抽出すると以下の通りです。
東北地方
「4万1806円」の青森県、「4万1847円」の秋田県、「4万2583円」の福島県