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ジュード・ロウ＆アリシア・ヴィキャンデル共演『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』の日本公開が2025年2月14日（金）に決定。

『グリーン・ナイト』や『リリーのすべて』で知られるアリシア・ヴィキャンデルと、『ホリデイ』などのジュード・ロウが共演する宮廷サバイバル・スリラー『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』の日本公開が2025年2月14日（金）に決定、合わせて予告編と場面写真が解禁となった。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門での上映後、ミシェル・ヨーやマリオン・コティヤールを含む観客から8分間のスタンディングオベーションを受けた本作の全貌が明らかになる。

病に蝕まれた暴君の”悪臭”にこだわったジュード・ロウの熱演

本作は、16世紀イギリスのテューダー朝を舞台に、５人の前妻を斬首、追放、出産死亡と次々に消し去ってきた暴君ヘンリー8世と、その６番目にして最後の妻となったキャサリン・パーの緊迫の駆け引きを描く。ヘンリー8世を演じるジュード・ロウは、馬上槍試合での落馬により腐敗した脚を持つ国王の特徴を表現するため、血や糞尿、汗を組み合わせた特殊な香水を作り出し、撮影に臨んだという。

世界が認める名匠が描く16世紀英国宮廷の陰謀

メガホンを取ったのは、『見えざる人生』で第72回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門作品賞を受賞したカリン・アイヌーズ監督。本作が初の英語作品となる。2024年英国インディペンデント映画賞で衣装デザイン賞を受賞し、ヘアメイク賞にもノミネートされた本作は、16世紀の英国宮廷を荘厳かつ冷艶に再現している。

解禁された予告編では、「国王を裏切るのか？」と主教に問われ意味深な表情を浮かべるキャサリンの姿や、「他の王妃たちよりも卑劣な女か？」「首をはねてやる！」と激昂するヘンリーの姿が映し出される。そして最後には、キャサリンがヘンリーに「私たちは地獄行き。覚悟はできています。あなたは？」と問いかける衝撃的なシーンも。

また、国王夫婦の横顔を切り取ったビジュアルも同時解禁。目を閉じたヘンリーがキャサリンの口を封じる様子は、見たいものしか見ようとしない暴君と、言いたいことを力づくで抑え込まれる王妃の関係性を象徴的に表現している。

『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』は2025年2月14日（金）日本公開。