「教育移住」を決めたというママ友。マレーシアに行くそうですが、どのくらいお金がかかるのでしょうか?
近年、子どもへの教育環境を重視して海外へ移住する「教育移住」が注目されています。中でもマレーシアは、生活費や教育費の負担が比較的少なく、多様な文化を持つ国として人気を集めているようです。   そこで本記事では、マレーシアへの教育移住のメリットと費用について解説していきます。

マレーシアへの教育移住のメリット

まず、マレーシアへの教育移住のメリットとして、英語力の高さがあげられるでしょう。イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社の調査によると、日本の英語力は世界第92位、アジア第16位である一方、マレーシアは世界第26位、アジア第3位と高い英語力を誇ります。
 
公用語はマレー語ですが、多くのマレーシア人が英語を話すことができるうえに、親日家も多いといわれているため、日本人にとって住みやすい都市と考えられるようです。
 
ほかにも、多文化環境での成長が期待できます。マレーシアはマレー系、中国系、インド系などの多民族が共存する国です。多様な文化や価値観に触れることで、子どもの視野が広がり、国際感覚を養うことができるでしょう。
 

マレーシアへの教育移住にかかる費用について

では次に、マレーシアへ教育移住するためにかかる費用について見ていきましょう。
 

航空券

小学生の子ども2人と両親の4人で、羽田からクアラルンプールへ行くのに必要な片道の航空券代は16万円程度~が目安です。航空券については、実際に搭乗する日付や、予約時期により金額は異なります。
 

住居・生活費

マレーシアは比較的低コストで生活できるでしょう。家族向けの2~3LDKの家賃相場は7万5000円~13万5000円程度で、入居の際には家賃のおよそ4ヶ月分が初期費用の目安といわれています。生活費については日本よりも物価が安いため半分~3分の2程度で生活できるでしょう。
 

教育費