自動車税の額も、排気量によって差があります。普通車の自動車税がいくらかかるのかを、表1にまとめました。
表1
排気量 | 令和元年10月1日以後初回新規登録 | 令和元年9月30日以前初回新規登録 |
---|---|---|
1リットル以下 | 2万5000円 | 2万9500円 |
1リットル超~1.5リットル以下 | 3万500円 | 3万4500円 |
1.5リットル超~2リットル以下 | 3万6000円 | 3万9500円 |
2リットル超~2.5リットル以下 | 4万3500円 | 4万5000円 |
2.5リットル超~3リットル以下 | 5万円 | 5万1000円 |
※東京都主税局 自動車税種別割を基に筆者作成
排気量が1リットル以下の車と、2.5リットル超~3リットル以下の車で比較すると、2万5000円もの差があります。排気量によって自動車税額に差があるため、維持費にも影響するでしょう。また、軽自動車で「平成27年4月1日以後に最初の新規検査」をした車両の場合は、自動車税が1万800円と定められています。「最初の新規検査から13年を経過した車両」の場合は1万2900円です。排気量1リットル以下の普通車と比較しても、1万円以上自動車税が安く済みます。
車の排気量によってガソリン代や自動車税に差額が生まれ、年間の維持費は数万円変わる可能性がある
車の排気量の差は、燃費や自動車税に影響を及ぼすと考えられます。年間の維持費にも影響し、数万円の差額が生じる可能性もあるでしょう。車を所有する場合は、維持費の計算を忘れてはなりません。この部分を忘れると、経済的な負担が増え、車を維持できなくなってしまいます。車を所有する際には、今回ご紹介した内容を参考にしてください。
出典
東京都主税局 自動車税種別割
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー