国土交通省がまとめた「自動車燃費一覧(令和6年3月)」に基づき、ガソリン乗用車の燃費に関する「軽自動車(WLTCモード)」の一覧より、燃費性能が高い車種トップ5を表1にまとめました。また、4344キロメートルを走行した時のガソリン代、ガソリン代4万円分で走行できる距離も計算しました。
表1
メーカー/車種 | 燃費(キロメートル/リットル) | ガソリン代4万円で走行可能な距離(キロメートル) | 平均走行距離(4344キロメートル)でかかるガソリン代 |
---|---|---|---|
スズキ/アルト | 27.7 | 6315.6 | 2万7507円 |
スズキ/アルトラパン | 26.2 | 5973.6 | 2万9802円 |
スズキ/ワゴンR | 25.2 | 5745.6 | 3万236円 |
スズキ/スペーシア | 25.1 | 5722.8 | 3万356円 |
スズキ/ワゴンRスマイル | 25.1 | 5722.8 | 3万356円 |
ダイハツ/ミライース | 25.0 | 5700 | 3万478円 |
スズキ/ハスラー | 25.0 | 5700 | 3万478円 |
※OEMモデルは除く
出典:国土交通省「自動車燃費一覧(令和6年3月)軽自動車(WLTCモード)」をもとに筆者作成
※(カッコ)内はOEMモデル
軽自動車は燃費19キロメートル/リットル以上の軽自動車が多いため、走行距離があまり長くない場合には収めることが可能でしょう。
燃費向上が期待できる運転テクニック
燃費を上げるためには、急ブレーキや急加速、急発進をせず、穏やかな運転を心がけましょう。アクセルはゆっくりと踏み込んで発進し、適切な速度を保ちながら走行します。
エンジンの回転数が高くなるとエンジン負荷がかかるため、ガソリン消費量も増えてしまいます。また、不要な荷物は載せず、車体を軽くして乗る方法もおすすめです。使わないのに乗せている荷物があれば、車から降ろしましょう。
もしガソリンスタンドが近くて給油が容易にできる環境であれば、ガソリンの給油量も調整するとさらなる燃費向上が狙えます。
車の電装品を不用意に使用しないのもおすすめです。例えば、エアコンはエンジンに負荷が加わるため、燃費消費量が増えてしまいます。暑いからといって冷房を最低温度の強風にするなど極端な設定は避けましょう。