「鎌倉~東京」の通勤を「グリーン車」で済ませる場合、年間の「通勤費用」はどれだけかかる?
鎌倉から東京までの約1時間、満員電車で通勤するのにストレスを感じる方は多いでしょう。本記事では、通勤時間を有意義に使える「普通電車グリーン車」について解説します。コストや利用のメリットも紹介するため、参考にしてください。

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新幹線以外にもグリーン車がある?

グリーン車と聞くと、多くの人が「新幹線に設けられた、通常車両とは異なるハイグレードな座席や設備のある特別車両」というイメージを抱くでしょう。
 
グリーン車の座席は、1列に4席しかない分、座席が広く設計されているようです。また、肘掛けも通常車両より広めに作られており、全席にフットレストやコンセント、読書灯などが設置されているのも特徴です。
 
JR東日本によると、「東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車」には、新幹線のグリーン車に似た「普通列車グリーン車」が導入されています。
 

普通列車グリーン車の特徴

JRの普通(快速)列車に連結されている普通列車グリーン車は、普通車両に連結されている2階建ての特別車両です。この普通列車グリーン車は、朝の通勤ラッシュ時でも満員電車から開放され、ゆったり移動できることから通勤にも利用されています。
 
なお、普通列車グリーン車は、通常の運賃以外に普通列車グリーン券の料金が必要です。普通列車グリーン車には、次の特徴があります。
 

座席が広い

普通列車グリーン車の座席は、新幹線のグリーン車同様、普通車両の座席よりもゆったりできる設計になっています。新幹線のように、各座席の前にテーブルが設置されているため、ゆっくり朝食を食べながら出勤したり、仕事をしたりすることも可能だとされています。
 

軽食販売がある

普通列車グリーン車では、軽食や飲み物が購入できるサービスがあるようです。JR東日本によると、飲み物は緑茶が170円、缶コーヒーが170円、またアルコール販売もあり、缶ビールが300円で購入可能だとされています。そのほかにも、お菓子などが数種類取りそろえられています。(2024年12月現在)
 

コンセントやWi-Fiが使用できる