「マツコが所属する芸能プロダクションには、くりぃむしちゅーや有働由美子も在籍していることからもわかるとおり、日テレとのつながりが非常に深い。マツコも、事務所の社長から『日本テレビのスタッフは信用できる』と聞かされていて、実際に芸能界での今の地位を築いたのも『月曜から夜ふかし』といった日テレの番組によるところが大きかった。マツコは極度の人見知りで、そのぶん何年もかけて作ってきた日テレスタッフとの絆は強く、『日テレは裏切らない』が口癖となっているほど。ギャラも他局のバラエティ番組では1本150万円が相場ですが、日本テレビの新番組は50万円でも引き受けたといいます」(同)
前述の「週刊文春」の記事では、当初Netflixで6月から木曜21時に全12回の生配信番組を予定していたというが、生配信の技術的な問題により頓挫したと報じられている。マツコはお世話になったテレビ局への配慮として、自身だけでなく、くりぃむしちゅーや有働アナといった同じ事務所のタレントの出演番組ともかぶらない木曜21時に調整するなど、本人もかなりの思い入れがあったようで、文春記者に「今回は本当にシャレになんない」「スタッフさんたちはすごい頑張ってくれて残念会も開いて泣いたのよ」「情緒が不安定になっちゃって申し訳ないんだけど、また思い出したくないことを思い出しちゃったからさ。もう3カ月前の悪夢を……」と涙声で語っていたという。
「文春」によれば、このNetflixの生配信番組を引き受けたのは、テレビ界に発破をかける意図があったというだけに、マツコがテレビから消える日はまだまだ遠い先のこととなりそうだ。