甲斐は『season11』から3年間にわたって右京の相棒となり、歴代の相棒の中でも屈指の息の合ったコンビネーションで数々の事件を解決。しかし、その裏では法で裁けない悪人に「私刑」を下す“ダークナイト”として犯罪行為を重ねており、最後はまさかの「相棒の逮捕」という形で作品から去った。

 当初は2年の出演契約だったというが、水谷やスタッフの要望で1年延長しており、視聴者からもハマり役だと称された。

 人気キャラクターとなったことで何らかの形で再登場するのではと期待されたが、2016年に平宮さんは週刊誌での薬物疑惑報道などをきっかけに芸能界引退を電撃発表。以降はアパレル関連事業などを手がけており、2019年に「相棒で芸能界復帰する」との報道を完全否定したことから、甲斐の再登場は幻となったかと思われた。だが、今回のスペシャルでは過去映像のみながらもたっぷりとシーンが使われ、何らかの「変化」が起きたことをうかがわせている。

 これに関しては、1日付のスポーツ報知が「エージェントが芸能活動の窓口を代行し、芸能界復帰へ動き出した」などと報道したことが大きく影響していそうだ。