◆肩の凝りを直したくて整形外科に行った結果……
陽子さんは肩の凝りが酷く、今度は整形外科を受診します。
「ある時、洗濯物を物干しに干そうとしたら、腕は上がるけれど痛い。整形外科で首のMRI検査をすることになりました。すると、先生から『頸椎は正常だけれど、甲状腺が腫れているから念のために専門の病院で診てもらってください』と言われて紹介状を渡されたんです」
そこで、初めて甲状腺の病気が判明します。
「なかなか治らなかっためまいや更年期だと思っていた症状は、実は甲状腺の病気が原因とわかったんです。詳しく検査をしたら自己免疫疾患の症状で橋本病でした。症状の中には、首が腫れる以外にも、眠気が出たり身体がむくみやすくなったり、イライラするなど更年期の症状と似ていました」
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