都市再生機構(UR都市機構)は、東京都北区にある「URまちとくらしのミュージアム」で、「震災復興企画展~大規模災害とまちづくりのいま~」を、12月23日(月)~2025年3月31日(月)の期間開催している。
UR都市機構について
UR都市機構は、戦後の住宅不足解消を目的に、1955年からさまざまなステークホルダーとともに、時代時代の多様性に即し、安全・安心・快適なまちづくり・くらしづくりを通して、「人が輝く“まち”」の実現を目指してきた。
同機構では、これまで培ってきた持続可能なまちづくりのノウハウをいかし、都市再生事業・賃貸住宅事業・災害復興支援・海外展開支援に全力で取り組んでいる。
復旧・復興支援の取り組みを紹介
そんなUR都市機構が主催する「震災復興企画展」では、阪神・淡路大震災、東日本大震災(原子力災害)、2024年能登半島地震等の大規模災害に対して、UR都市機構が行ってきた復旧・復興支援の取組み、都市の安全性が懸念されている密集市街地等における防災まちづくりについて、動画放映やパネル等を用いて紹介している。
東日本大震災(原子力災害)については、東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)より放射性物質から身を守るための防護服等を借用し、展示を行う。
原子力災害による立ち入り制限のためのバリケードなどの実物も展示する。
阪神・淡路大震災については、発災直後の復旧から復興までの支援全体を紹介し、密集市街地等における防災まちづくりについては、現在、取り組んでいる事業地区の支援事例等を紹介する。
「震災復興企画展」を通して、URが行ってきた復旧・復興支援とともに、いまのまちの姿を幅広い世代に発信し、震災の記憶や教訓を継承することを目指している。
ご当地カプセルトイも登場
会場には、「福島県大熊町ご当地カプセルトイ」も設置。