通信回線において、通信速度などの通信品質は重要なポイントです。光回線よりも通信速度が劣る傾向がある点は、ホームルーターの大きなデメリットとなるかもしれません。利用状況次第ではラグが発生したり、通信が不安定になったりするケースがあります。
 
とはいえ、一般的なネットサーフィンや動画視聴、WEB会議などをするには問題がないともいわれています。環境次第であるため一概には断定できませんが、大容量通信を行う予定がないのであれば、ホームルーターでも特に不便は感じない可能性があるといえるでしょう。
 
ホームルーターはコンセントに挿せば利用できますが、基本的に登録住所以外での利用は禁止されているようです。したがって、外出先にホームルーターを持ち込み、Wi-Fiを利用することはできません。引っ越し時には登録住所の変更タイミングに注意してください。
 

ホームルーターの費用相場

根本的に、ホームルーターの費用相場は提供会社や契約プランにより異なります。
 
月額料金の平均的な相場としては、月々4000~5000円ほどです。光回線の相場が5000~6000円ほどである点を考慮すると、やや安くなります。また、割引などを上手く活用できれば、よりお得に利用できる可能性があるでしょう。
 
なお、上記の月額料金に加え、端末代金が必要な場合もあります。ただし、契約期間によっては端末代金が実質無料になる割引サービスもあります。その場合は、長期契約をする方がお得になるでしょう。
 
ホームルーターの契約を検討する場合は月額料金だけでなく、端末代金なども含めた総額を必ず確認しましょう。確認せずに契約した場合、思わぬ出費になってしまう可能性があります。
 

メリットやデメリットはあるが、問題なく使える

ホームルーターにはメリットやデメリットがあり、光回線と比較すると劣る点も存在しますが、大容量通信が必要となる状況がほとんどなければ、問題なく快適に利用できると考えられます。工事不要で、手軽に利用できる点はホームルーターならではのメリットといえます。
 
ホームルーターの契約を検討する場合は月額料金だけでなく、端末代金なども含めた総額を必ず確認しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー