アスコエパートナーズと三重県紀北町は、今回、アスコエパートナーズが開発した「わたしの手続きコンシェルジュ:手続きナビ」紀北町版を公開した。
サービス概要
「わたしの手続きコンシェルジュ:手続きナビ」は、IT技術を活用したデジタル化はもちろん、利用者視点のUX実現にこだわって開発されたプラットフォーム。
住民が、いくつかの質問に回答するだけで、住民それぞれの状況に応じて必要な手続きや持ち物、手続き場所等を確認することができる。
担当課が異なる手続きを、横断的かつ網羅的に知ることができるので、申請漏れや手戻りの心配なく、手続きの準備を整えることができる。
サービスの特徴
「わたしの手続きコンシェルジュ:手続きナビ」では、アスコエパートナーズ独自開発の「ナビエンジン」が質問数を削減、最適化し、利用者の負担を軽減。また、職員と会話するような感覚で回答できる、自然なナビゲーションを実現している。
さらに、利用者にとってのわかりやすさと親しみやすいデザインを追求。加えて、質問設定や正確性検証用ツールにより、自治体職員の業務負担も削減している。
「わたしの手続きコンシェルジュ:手続きナビ+申請サポートプラス」は、わかりやすく信頼感が感じられるUXデザインが高く評価され、2021年度グッドデザイン賞を受賞した。
導入の背景
引っ越し、結婚、出産などのライフイベントの際には様々な行政手続きが必要だが、各個人の家族構成や収入などの状況によって要否が変わるため、住民が調べることは容易ではない。
そのため、役所の窓口に出向いたり電話をかけたりするなど多岐にわたる確認方法を取り、職員もその対応に時間を費やしている現状があるという。
紀北町は、総務省が推進する令和5年度自治体フロントヤード改革モデルプロジェクトに採択された。その支援事業をガバメイツが受託し、アスコエパートナーズの、ナビゲーション形式で簡易な質問に答えていくことで必要な手続きを探すことができる、「わたしの手続きコンシェルジュ:手続きナビ」の導入に至った。