野村:韓国の映画やドラマ好きなので、韓国に留学したいです。韓国の俳優さんはトレーナーを付けていると聞いていて、みなさんどんなふうにお芝居と向き合っているのか知りたいですね。海外には演劇法もあるので、韓国のお芝居の留学ができるのであれば、そこでお芝居を学びたいとずっと思っています。感情が持っていかれるようなお芝居のやり方を勉強したい気持ちはずっとあります。
――そして2025年、どこを目指して頑張りますか?
野村:NHK大河ドラマ『光る君へ』でわたしのことを知っていただいた方も多いと思うのですが、「この人が出ているからこの番組を観たい」と思ってもらえるような俳優になりたいです。このお仕事をしている以上、お芝居をすることに責任を持ってやってはいるので、「野村麻純が出ているからこのドラマを観たい」と思ってくださる方が少しずつ増えたらうれしいです。
<取材・文/トキタタカシ 撮影/塚本桃>
【トキタタカシ】
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。