(写真:サイゾーウーマン)

 2022年9月に1号店をオープン後、かなりの勢いで店舗数を増やしている鰻専門チェーン「鰻の成瀬」。急拡大を果たす同チェーンの実力を確かめるべく、グルメライターが店舗を訪れ、実食してきました。

目次

・【鰻の成瀬】とは? 1年半で100店舗超に増加
・【鰻の成瀬】行ってみた
・【鰻の成瀬】「うな重(梅)」を実食! 
・【鰻の成瀬】薬味のわさびとねぎで食べるのも最高
・【鰻の成瀬】うれしい誤算とは?

※2024年6月30日公開の記事を再編集しています。

【鰻の成瀬】とは? 2年で324店舗に爆増

 コロナ禍以降、にわかに注目を浴びつつある鰻チェーン。激安のうな丼が食べられる店として知られている「名代 宇奈とと」は、店舗数を飛躍的に増加させ、「にょろ助」などの新興チェーンも、拡大傾向にありました。

 しかし、それらのチェーンで一部の店舗が閉店するなど、勢いが落ち着きつつある中で、怒涛のような店舗数の拡大をはかるチェーンが登場し、注目を集めています。それが「鰻の成瀬」です。

 2022年9月に神奈川県横浜市に1号店をオープンした同チェーンは、24年の3月には100店舗を突破するほどに爆増。6月には香港にて海外での出店をスタートして、10月に2店舗目として、香港の中心地にオープン。12月には韓国にも出店し、海外3店舗も含めて、12月現在で324店舗となりました。

 なお、同社の山本昌弘代表は41歳(24年7月時点)。39歳の時に一念発起して「鰻の成瀬」を開店、現在はフランチャイズ展開を進めています。うなぎを触ったことも、焼く機械に触ったことはないとか。

【鰻の成瀬】行ってみた

 急成長を遂げた「鰻の成瀬」の実力は本物なのか――。ネット上では「まずい」との評価も聞かれるだけに、実際に店舗を訪れ、味を確かめることにしました。

簡素なメニュー表(写真:サイゾーウーマン)

 同チェーンの公式サイトによると、「鰻をもっと身近に」「鰻でもっと健康に」「鰻でもっと美しく」の3つの幸せを届けるべく、運営をしているとのこと。