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学費の支払いに充てられる「国の教育ローン」を利用する方法
子どもが大学に入ると高額な学費の支払いが必要になります。学費の支払いが厳しいときに利用できる制度の一つである「国の教育ローン」について、申し込み条件や申し込み方法などをまとめました。
どのような制度なのか?
国の教育ローンとは、日本政策金融公庫が扱う教育ローンのことをいいます。内閣府大臣官房政府広報室が運営している「政府広報オンライン」によると、2023年度だけで約9万件の融資実績があるということです。
進学にかかる費用だけでなく、在学中にかかる費用も融資の対象となり、子ども1人当たり350万円を限度額として融資を受けることが可能です。ただし、一定の要件をクリアしている場合は限度額が450万円になるので、確認しておくといいでしょう。
ローンの特徴には、固定金利を採用しているので契約時の金利が完済まで変わらないことや、返済期間を最長18年まで設定できることなどが挙げられます。
利用するためには、公益財団法人教育資金融資保証基金の保証もしくは連帯保証人が必要です。連帯保証人をつけられない場合は、基金の審査を経て、保証料を支払うことで保証してくれるという仕組みになっています。