3.「女心と何とやら」のことです。
正解は…
正解は「あきぞら」でした。
澄み渡った秋の空は。広々として気持ちがいいですよね。
他の季節に比べると、秋の空は高く感じませんか?
秋の空は一番透明度が高いのだそう。
「旻」の音読み
「旻」の音読みは「ビン」と「ミン」です。
「ビン」は、俳句の世界で秋の季語としてよく使われます。
秋の空を意味する季語:「秋旻(シュウビン)」と「旻天(ビンテン)」
秋の季節そのものを意味する季語:「火旻(カビン)」
「ミン」については、飛鳥時代の遣隋使に同行した学僧の名前が「旻(ミン)」だったという記録があります。
「旻」の訓読み
「旻」の訓読みは、「あきぞら」の他に「そら」とも読みます。
「旻」を「秋旻」と書いても同じ読みなんですね!
さわやかでかっこいいイメージの「旻」という漢字。
でも、残念ながら人名用漢字の対象外なので、名付けには使用できません。
三問目は「憤る」
三問目は「憤る」です。
ピンときて、「いきどおる」と答えた人は大正解!
ですが…
実はそれ以外にも読み方があるんです。
「憤る」の読み方のヒントは?
1.現代では、成人に対して「憤る」を使う機会は少ないでしょう。
2.機嫌が悪く、不平不満を表現することです。
3.眠くなった赤ん坊が「憤る」。
4.お腹をすかせた幼児が「憤る」。
正解は…
正解は「むずかる」でした!
「むつかる」とも読みます。
「か」を濁して「むずがる」だと思っている人が多いかもしれません。
「憤る(むずかる・むずかる)」と「難しい(むずかしい・むつかしい)」は同じ起源の言葉です。
したがって、「か」は濁りません!
敬称をつけて「おむずかり」と表現することもあります。
例:『きつうおむずかりになりまして、』谷崎潤一郎「盲目物語」