遠方の場合、送付までに時間がかかる可能性もあるため、早めに郵便局で手続きを済ませるとよいでしょう。
コロナ禍以降は「キャッシュレスお年玉」も注目を集めている
近年は「キャッシュレスお年玉」も遠方から渡す方法として注目を集めているようです。「キャッシュレスお年玉」とは、電子マネーやモバイル決済などで使用できるお金をお年玉として渡す方法です。
キャッシュレス決済は明確な年齢制限が設けられていないため、基本的に渡す相手がスマートフォンを持っていればお年玉を送付できます。総務省の「令和5年通信利用動向調査の結果」によると、6~12歳でも89.1%がインターネットを利用しており、48.1%がスマートフォンを使用しています。
13歳以上は85%以上がスマートフォンを利用しており、ほとんどの子どもにキャッシュレスでお年玉が渡せる状況です。そのため、郵便局に行く時間がない方はスマートフォンを利用してお年玉を渡す方法も検討してみるとよいかもしれません。
そのほか、会わずにお年玉を渡す方法は?
また、現金やキャッシュレス以外に、ギフトカードもお年玉として渡せるアイテムです。現在はゲームやネットショッピングに使えるギフトカードがコンビニエンスストアでも販売されているため、お年玉としてあげたい金額をチャージすれば、送付後すぐに使用できます。
ギフトカードは一般書留や簡易書留での送付が適しているため、早めに準備した方がよいでしょう。
また、一部サービスはインターネットで購入し、直接送付ができる場合もあります。インターネット利用機器を持っていない子どもにもお年玉を渡せる方法のひとつであるため、あわせて検討してみてください。
直接会わずにお年玉を渡す方法はたくさんある!
お年玉は必ずしもあげなければいけないものではありません。しかし、多くの子どもが喜ぶ新年最初のイベントでもあるため、現金書留などを利用して遠方から渡している方も一定数います。
渡したい気持ちや喜んでほしいという気持ちがある場合は、会えなくても渡せる方法を活用して、お年玉をプレゼントするとよいでしょう。
現金書留以外にも、子どもがスマートフォンを持っていれば「キャッシュレスお年玉」を渡せたり、持っていなくてもギフトカードをプレゼントしたりできます。特に、「キャッシュレスお年玉」は近年注目を集めており、郵便局に手続きに行けない方でも手軽にお年玉を渡せます。
ご自身や渡す相手の環境に合った方法で、お年玉を渡して新年を笑顔で迎えましょう。