息子が進学で一人暮らしを始めることに。節約のために「ワンルーム」を提案したら反発されたのですが、大学生でワンルームの部屋は一般的ではないのでしょうか…。
大学進学をきっかけに一人暮らしを始めることになった子どもに「ワンルーム」の部屋を提案したところ、予想外の反発を受けたという人もいるでしょう。大学進学にともない一人暮らしを始める学生にとって、住まい選びは大切なステップであり、間取りや家賃など、さまざまな条件を考慮する必要があります。   また、ワンルームの部屋が大学生にとって一般的かどうかが気になる人もいるでしょう。   本記事では、一人暮らしの学生が住む間取りや家賃相場を紹介するとともに、大学生に人気の間取りである「ワンルーム」と「1K」の違いやそれぞれのメリットについて解説します。

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学生の一人暮らしに関するアンケート結果

全国大学生協協同組合連合会の「第59回学生生活実態調査の概要報告」によると、一人暮らしをしながら東京の大学に通っている学生が住む部屋の間取りの割合は表1の通りです。
 
表1

ワンルーム 31%
1K 53%
1DK 14%
2K 2%

出典:全国大学生協協同組合連合会「第59回学生生活実態調査の概要報告」より筆者作成
 
最も多いものは1Kで、半数以上という回答が得られました。一方、ワンルームも31%と決して少ないわけではないことが分かります。一人暮らしの大学生には、1Kやワンルームが選ばれることが多くあるといえるでしょう。
 
次に、一人暮らしの学生が支払っている家賃の割合を表2にまとめました。
 
表2

~3万円 2%
~4万円 4%
~5万円 16%
~6万円 21%
~7万円 31%
~8万円 16%
~9万円 8%
9万円以上 2%

出典:全国大学生協協同組合連合会「第59回学生生活実態調査の概要報告」より筆者作成
 
家賃は6万~7万円あたりが半数以上と分かりました。
 

ワンルームと1Kの違い