※高速代は通常料金で計算しています。
※ガソリン代は、距離片道約380キロメートル、燃費はリッターあたり10キロメートル、ガソリンが1リットル175円で計算しています。
 
東京から仙台まで車で帰省した場合は、高速通常料金9500円の場合、ガソリン代を加えて往復分の交通費は3万2300円です。なお、ETC料金は片道8850円ですから、往復交通費は3万1000円になります。所要時間は、片道約4時間15分、往復で約8時間30分です。
 
このように新幹線と車では交通費に約4万円の差があるため、交通費の観点からは車での帰省が圧倒的に安いです。
 

新幹線or車、タイムパフォーマンスが優れているのはどっち?

車の交通費は新幹線より安いですが、タイムパフォーマンスで優れているのはどちらなのでしょうか。先ほどと同じ条件で各交通手段の時間単価を比較すると、以下の通りになります。
 

【新幹線】

・往復交通費:6万9640円
・往復所要時間:3時間
・時間単価:6万9640÷3=2万3213円/時間(※小数点以下は切り捨て)

 

【車】

・往復交通費:3万1000円
・往復所要時間:8時間30分(8.5時間)
・時間単価:3万1000÷8.5=3647円/時間(※小数点以下は切り捨て)

 
時間単価やコストの面では、やはり車が優れています。
 
しかし、新幹線のほうは移動時間が短いという利点があります。片道約1時間30分、往復約3時間で移動できる新幹線は、車の往復約8時間30分と比較しても大幅に時間が節約できるでしょう。
 

東京から仙台まで新幹線で帰省するメリット・デメリット

東京から仙台まで新幹線で帰省する一番のメリットは、渋滞の心配がなく快適に移動できる点です。運転の必要がなく身体的な負担も少ないため、家族との会話を楽しみながら移動できるのもメリットといえるでしょう。
 
デメリットは、家族4人分の交通費が車に比べて大幅に高額になる点です。また、荷物が多い場合は持ち運びが大変になるほか、年末年始の帰省シーズンは繁忙期に当たるため、早めの座席予約が必要となります。
 
新幹線は、時間を重視したい場合や快適な移動を求める場合におすすめの交通手段です。
 

東京から仙台まで車で帰省するメリット・デメリット