アメリカに住むある夫婦が近日、児童虐待の容疑で逮捕されたことがわかりました。
彼等はタチの悪いことに養子を何人も迎え入れ、わざと酷い仕打ちを与えていたというのです。
■「愛情深き夫婦」として有名だった
複数の現地メディアの報道によると、この度悪事が明るみになったのは7月下旬。
犯人であるネバダ州に住むロックウッド夫妻は、2人は7人の子供を養子にしていた他、10匹の犬を飼っており、近隣住民から愛情深い優しい夫婦であると認識されていました。
しかし、それは他人の目に映ったかりそめの姿。彼らは家中の食料置き場に鍵とチェーンをかけた上に水道もロック。許可無しではお水も飲めない地獄のような環境を作り上げていたのです。
■家を訪問した警察が見たもの
その他にも日常的に暴力を振るっていた2人に耐えられなかったのか、7人の内1人が隙を見て家を脱出。
「養女が1人いなくなってしまった」という通報を受けていた警察は、ひとまず状況を把握しようと夫婦が住む家を訪問します。
すると、屋内全てのドアに警報機がついていたほか、ある部屋には大型犬用のチェーンがかかっていたそう。この光景に違和感を持った捜査員は、少女の「家出」が単純なものではないと悟りました。