キッチンや浴室の換気扇は汚れが溜まりやすく、特にキッチンは油を頻繁に使うことが多いため、換気扇を放置していると、油やホコリが混ざり合い頑固な汚れになっていきます。そうなると洗剤やハイターを使っても、簡単に汚れを落とすのが難しくなります。
そこで換気扇に履かなくなったストッキングを被せることで、換気扇掃除をラクにすることができます。
換気扇の掃除は汚れを付けないことがポイント
できればしたくない換気扇掃除ですが、放っておくと汚れはどんどんこびりついて簡単には落ちない頑固汚れになってしまいます。換気扇の掃除をラクにするポイントは、できるだけ汚れを付けないようにすることです。
換気扇には扇風機のようなファンが直接壁に付いているプロペラファンや円筒系のシロッコファンなどのタイプがあります。
このプロペラファンの場合、ストッキングを8~10センチに切り、換気扇の羽の部分に被せてしっかりと結びましょう。するとストッキングがフィルターの代わりになり、換気扇のファン本体に汚れが付きにくくなり、あとの掃除がラクになります。
プロペラファンは古い家や一軒家などに多いタイプの換気扇です。最近のアパートなどに多いフィルターが付いているタイプの換気扇には、このフィルター部分にストキングや使い捨てフィルターなどを付けることで、換気扇本体の汚れを大幅に減らすことができます。掃除をする際には付けておいたストッキングや使い捨てフィルターに汚れが付くため、換気扇本体の掃除がラクになります。
定期的に換気扇を掃除するようにすれば、ストッキングや使い捨てフィルターを取り変えるだけで済むのでおすすめです。ストッキングや使い捨てフィルターを付ける際には、換気扇本体をキレイに掃除してから摂りつけるようにしましょう。キッチンの換気扇だけでなく、お風呂場の換気扇にもストッキングを切って貼り付けておくことで、掃除がラクになります。
どうしても換気扇の汚れがひどい場合や自分で大掃除をする暇がない人は、一度ハウスクリーニングなどプロに掃除をしてもらった後に、ストッキングや使い捨てフィルターを取り付けるといいでしょう。
換気扇にストッキングを貼り付けることでゴキブリ対策にもなる
キッチンの換気扇のタイプによっては難しいですが、お風呂場やトイレの換気扇にストッキングを切って貼り付けることで、ゴキブリ対策にもなります。
はみ出てしまうと多少見た目は悪いですが、掃除がラクになるだけでなく、ゴキブリなどの害虫の侵入を防ぐこともできるので一石二鳥です。
汚れた換気扇の上からストッキングや使い捨てフィルターを取り付けても意味がないので、必ず取り付ける際には換気扇本体をキレイに掃除してから取り付けるようにしましょう。
換気扇は外と直接つながっているため、使っていない場合はゴキブリなど害虫が侵入する経路になってしまいます。害虫の侵入を徹底的に対策したい人は、害虫対策用のフィルターなども売られているのでそれらを活用するのもいいでしょう。
換気扇にはいくつかのタイプがあるので、ご家庭の換気扇のタイプや大きさにあったものを選ぶようにしましょう。
また、コストはかかりますが換気扇を24時間つけっぱなしにしておくことで、害虫の侵入を防ぐことができます。