(写真:サイゾーウーマン)

 関東、近畿で店舗を展開するスーパーマーケット「ライフ」。業界トップの売り上げを誇り、近年は別業態のスーパー「BIO-RAL」も立ち上がるなど新展開を迎えています。実際に「ライフ」で買い物してきました。

目次

・【ライフ】とは? 売り上げ日本一の業績
・【ライフ】買い物してみた! 4つのプライベートブランドとは?
・ライフが注力している「BIO-RAL」とは?

・普通に見えて、実は難しいことをしていた

※2024年8月1日公開の記事を再編集しています。

【ライフ】とは? 売り上げ日本一!

 「ダイヤモンドチェーンストアオンライン」2024年9月10日付の記事で、「日本の小売業1000社ランキング2024」のうち食品スーパー企業の首位と報じられた「ライフ」。首都圏、近畿圏エリアに限定して305店舗(2024年2月末現在)を展開しています。

 ライフのスーパーマーケット事業の2024年2月期の売上高は8094億円。全国主要スーパーマーケットで2位の売上高を持つU.S.M.H(マルエツ・カスミ・マックスバリュ関東の共同持株会社。イオングループ)と1000億円近くの差をつけています。

 24年3月以降も既存店の売り上げは前年を上回る好調ぶりで、24年11月の総売上高は703億9300万円で、既存店売上高は前年同月比5.1%増、客数2.2%増、客単価2.8%増。全店売上高は前年同月比6.9%増と好調です。

 ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL(ビオラル)」などのプライベートブランド商品の強化などが、好業績を支えていると指摘されています。

【ライフ】買い物してみた! 4つのPBとは?

ライフ外観(写真:サイゾーウーマン)

 平日午後2時、ライフを訪れました。屋上が駐車場になっている路面店タイプで、4割ほど車で埋まっています。

 8年ほど前までメインスーパーとしてライフを利用していた筆者。その頃の印象は、「店内が明るく清潔で気持ちが良い」「安さ訴求はしていない」「ラムチョップやラム肉が買える」「インストアベーカリー・小麦の郷のミニクロワッサンがおいしい」といったもの。