本州の最北端に位置し、豊かな自然に恵まれ、多くのすぐれた芸術家も輩出している青森。芸術的センスを感じる映えスポットも数多く存在します。大自然を体感しながら、アートを楽しめる青森へ撮影旅行に行きませんか?

【1】国際芸術センター青森

八甲田山山麓に建つ施設は、現代芸術の多様なプログラムを発信しています。設計は世界的建築家の安藤忠雄氏。エントランスから展示棟へと向かう道にある「四季のアーケード」が写真映えするスポット。編目型のトンネルの中に入ると、陰影のある木漏れ日が降り注いでとてもドラマティックです。

【2】青森県立美術館

縄文時代の集落跡三内丸山遺跡の隣に開館した美術館で、青森県出身の画家・彫刻家である奈良美智氏の作品「あおもり犬」が有名です。高さ8.5mの巨大な作品を見上げると穏やかな表情のまっしろな犬が佇んでいます。

【3】葦毛崎展望台

太平洋戦争末期には旧日本軍が軍事施設として使用していましたが、現在は展望台となり、真っ青な太平洋を見渡せる素晴らしいビュースポットです。西洋の古城のような佇まいの展望台です。緑が美しい種差海岸(たねさしかいがん)遊歩道の起点にもなっています。

【4】A-Factory

青森県産のりんごを醸造するシードル工房と青森産の食材や土産店などが入った複合施設。食事もお土産も楽しめる青森のシンボルとなっています。工場をイメージして設計された三角屋根が連なる景色と後ろにそびえる青森ベイブリッジのコラボが、美しい景観を作り出しています。

【5】奥入瀬渓流

ミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれている奥入瀬渓流は、青森を代表する観光名所です。約14km続く渓流は、どこを歩いても絶景の連続。木漏れ日にきらめく水面、表情豊かな清流、森の木々や草花の美しさ、苔の可愛らしさなど、すべてが映えスポットになるはずです。

【6】太宰治記念館 斜陽館

現代まで絶大なる人気を誇る小説家・太宰治の記念館です。父親で大地主だった津島源右衛門が1907年に建築した豪邸です。資料展示室には、太宰の執筆用具や直筆原稿、書簡、初版本など貴重な資料が所蔵されており、フォトスポットでは、愛用のマントを着用しての記念撮影も可能ですし、レトロな館内での撮影も雰囲気があります。