築150年を超える古民家を改修し、5月にプレオープンした貸切ホテル「tokoro hotel Isumi」は、12月15日(日)より食事付きプランの予約を開始しフルオープンした。
泊まるだけの宿泊を、特別な体験に変える
「tokoro hotel」を手がけるTokoroは、「泊まるだけの宿泊を、特別な体験に変える」をパーパスとして、2023年に創業。「tokoro hotel」のほか、日本全体に広げていく宿泊特化型コンテンツ「hotels mystery」の企画・運営をしているスタートアップ企業だ。
代表の大澤氏が、ホテルサイトを眺めたり実際に泊まったりした際に、「基本的にどのホテルも見栄えは同じで、1万円払って寝るだけ」という課題を感じたところからスタート。ホテル自体が旅の目的になるような考え方を目指して、ホテルを企画・設計した。
パーパスの実現に向け、「tokoro hotel」の全国展開のほか、日本全体の宿泊施設での体験価値をあげるべく、自社ホテル以外の様々なホテルでの体験設計・企画を行い、全国の宿泊体験をアップデートしていく。
風土や地域の特徴を活かした空間
千葉県いすみ市の大自然の中にある「tokoro hotel Isumi」は、築150年以上の空き家を改修した、露天風呂・サウナ付き、1泊1組限定の宿だ。
かなり状態の悪かった空き家をフルリノベーションし、ホテルへと変身させた。
電気・給排水設備以外の全ての設計〜施工〜運営までを社内5人で手掛け、こだわりのある宿を目指してきた。細部までこだわりを持ち、来訪者に接客することによって、作り手の想いを届けている。
「贅沢な夜ふかし」をテーマとした眠れない宿
「tokoro hotel Isumi」は、洗練された「贅沢な夜ふかし」をテーマとして、夜ふかしを楽しむための様々なコンテンツが揃う、眠れないホテルだ。食事やお風呂、夜を過ごすためのコンテンツを用意している。