食器を洗っているときに泡がすぐになくなって、途中で何度も洗剤を足すようになったらスポンジの替えどきです。きめ細かな泡が立たなくなったり、泡立ちそのものが悪くなったりするのは、スポンジ内部の繊維が摩耗してスカスカになって、空気を含みづらくなってしまうためです。
 
食器の汚れを落とすためにはたっぷりの泡で洗う必要があります。そのため、泡立ちが悪くなってきたスポンジは取り換えるようにしましょう。
 

表面の繊維が劣化してきたとき

スポンジに固さがなくなってきたり、表面がでこぼこしてはがれ始めたりしたら、素材が劣化してきている証拠です。頑固な汚れを落とすためには、スポンジ表面の繊維が整って程よい固さがある状態が理想です。表面の繊維が劣化すると洗浄力が低下してしまうため、交換を行いましょう。
 

キッチンスポンジを除菌して購入費用を節約

キッチンスポンジは、食器や調理器具など食材に触れるものを洗うため、衛生管理が特に重要といえます。食材に直接触れるものを清潔に保つことで、家庭内の衛生環境を向上させるだけでなく、結果的に購入費用の節約にもつながります。
 
キッチンスポンジを清潔に保つためには日々の除菌が大切です。使用後のスポンジに残った洗剤や汚れは水でよくすすぎ落とし、しっかり絞って余分な水分を取り除きましょう。次に、スポンジ全体に除菌スプレーをムラなく吹きかけます。
 
このときにおすすめしたいのが、効果が高く安全性も優れた安定型次亜塩素酸ナトリウムを含むスプレーです。除菌スプレーをしたあとは、風通しのよい場所で完全に乾燥させましょう。
 
スポンジをぬれたままにすると、カビや雑菌が増える原因になります。除菌後に再度使用する際は、必ず水ですすいで除菌剤を洗い流してください。
 
キッチンスポンジを長く使うためには、正しい除菌と乾燥が欠かせません。毎日の使用後に適切なケアを行うことで、スポンジの寿命が延び、新しいスポンジを頻繁に購入する必要がなくなります。
 

泡立ちの悪さを変えどきのサインにしても問題ない