瀬戸内海の離島・大崎上島の「きのえ温泉」は、ジャパンデザインが企画運営する「温泉総選挙2024絶景部門」において、全国1位を獲得した。
瀬戸内海のほぼ真ん中にある離島
「きのえ温泉」がある広島県豊田郡の大崎上島は、瀬戸内海のほぼ真ん中にある人口約7000人の離島で、造船や柑橘栽培などが盛ん。道路からは船が造られている様子を見ることができ、秋から冬にかけては柑橘狩りを楽しむことができる。
近年では教育の島としても力を入れており、IB World School(国際バカロレア認定校)の広島叡智学園が開校6年目を迎えている。
国民からの応援投票の結果でランキング
「温泉総選挙」は、「温泉で元気に!温泉を元気に!」を合言葉に、2016年より5省庁後援のもと実施している、国民参加型の温泉地活性化プロジェクト。エントリーした温泉地について、国民からの応援投票の結果によるランキングにして発表し、各温泉地が取り組んでいる内容について各省庁から賞を授与するなど、温泉地の活性化につながる企画や仕組みづくりを官民一体で実施している。
「きのえ温泉」は、2022年から絶景部門にエントリーしており、2022年は全国5位、2023年は全国3位であったが、今回「温泉総選挙2024」にて念願の絶景部門全国1位を獲得した。
瀬戸内海の絶景を楽しめる露天風呂
「きのえ温泉 ホテル清風館」では、瀬戸内海の大パノラマを楽しめる露天風呂を、2023年4月にリニューアルオープンした。宿泊者はもちろん、日帰り温泉としても利用できる。
日帰り温泉の受付時間は、平日10:30~21:00、土日祝日10:30~14:30で、料金は大人800円、小学生500円、3歳以上未就学児100円。GW・お盆・年末年始の期間は、平日でも営業時間が変更となる場合がある。
また、2023年6月オープンのゆったりとした露天風呂と、壺風呂のある内風呂は貸切で利用できる。時間は10:30~22:00(最終入場21:00)、料金は2,750円/1時間。週に1日は清掃のため、15:30からの営業となっている。