チルドレンは、企業、社会の生活環境、職場環境が自然と変化していくことを目的とした参加型プロジェクト「PCEA(Pink Caterpillar’s Essential Actions)」をスタートした。

男性におけるPMSの認識率は12%程度と低水準

キャラクターデザイン:川越ゆりえさん(富山県射水市出身、アーティスト)

女性にはPMSや生理痛など特有の心と体の悩みがあり、その症状によって大きな労働損失が生まれている。

日本では、約70~80%の女性がPMSや生理痛を経験しており、月経のたびに我慢をしながら生活、仕事をしている状況だ。その反面、男性におけるPMSの認識率は12%程度にとどまり、まだまだ浸透していない。

あるアンケート調査によるとPMSを知りたいと考える男性は28%ほど、15~35歳の男性に絞ると約45%の男性が知識不足と感じ、対処法などを知りたいと考えているとのこと。


そこで、チルドレンは「PCEA」というプロジェクトを立ち上げ、女性の心と体の問題・課題を広く知ってもらうための活動をスタートさせた。

オリジナルのピンバッジ「PCEA Badge」を製作


PCEAプロジェクトとは、女性特有の心と体の問題・課題をみんなで理解しようという活動。

ほんの少し知るだけでも、ほんの少しの理解でも、プロジェクトに参加してくれるひとりひとりが向き合うことが大切。

それにより、女性はもちろんのこと、女性に関わる男性、パートナー、家族、企業、社会の生活環境、職場環境が自然と変化していくことを目的とした参加型プロジェクトだ。


PCEAプロジェクトでは、オリジナルの「PCEA Badge(ピンバッジ)」を作った。プロジェクトに参加し、女性特有の心と体の問題を「知って」理解した人は、「ピンクのいもむし」のピンバッチを付けながら女性の健康環境に寄り添い、行動してもらいたいと考えている。

デザイン監修は、富山県出身の川越ゆりえさん。価格は1,100円(税込)で、購入方法はPCEAプロジェクト公式オンラインショップから。

プロジェクトの象徴「ピンクのいもむし」について