「クライマックスでまひろの顔が映った後、約4秒にわたり映像が静止したため、ネット上では『テレビがフリーズしたかと思った』『映像が止まってびっくりした』といった声も上がっていました。この演出手法は“フリーズフレーム”といわれるもので、視聴者に強い印象を残すのに効果的とも言われています」(同)

 そんな最後までインパクトを残した『光る君へ』だが、最終回は平均世帯視聴率11.0%を記録し、全48話の平均は10.7%に。大河にしては物足りない結果となった。

 そこでサイゾーウーマンでは、歴代大河における平均世帯視聴率の全話平均をワーストランキングにして紹介する。

NHK大河ドラマ、全話平均視聴率(世帯)歴代ワースト10

1位『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年/中村勘九郎) 8.2%

2位『光る君へ』(24年/吉高由里子)10.7%

3位『どうする家康』(23年/嵐・松本潤)11.2%

4位『平清盛』(12年/松山ケンイチ)12.0%
 『花燃ゆ』(15年/井上真央)12.0%

6位『西郷どん』(18年/鈴木亮平)12.7%
 『鎌倉殿の13人』(22年/小栗旬)12.7%

8位『おんな城主 直虎』(17年/柴咲コウ)12.8%

9位『花の乱』(1994年/三田佳子)14.1%
 『青天を衝け』(2021年/吉沢亮)14.1%