ショッピングビルの地下1階にある店に向かうと、エントランスにニワトリやトマトのキャラクターを使ったかわいらしいコーナーが。テーマパークのような雰囲気でちょっとワクワクします。

 入口はいくつかあるようですが、筆者が利用したところは、まずインストアベーカリー「クイーンズベーカリー」が目に入ります。この日のセール品で「国産小麦のホテルブレッド」が1個357円(以下、同)。クリスマスケーキのカタログも掲示され、「クイーンズ伊勢丹限定」としてキャンティの「ノエルショコラ4号」が4,428円となっています。

 果物コーナーは目にも美しいいちごや梨がズラリ。もちろん価格も相応なので、見るだけで精一杯……。宮城県の「ミガキイチゴ」というブランド品は1,059円。手書きでのポップで商品を丁寧に説明しているので勉強になります。

契約農家直送、80円の大根(写真:サイゾーウーマン)

 やっぱり高級スーパーは品質も価格も全然違うわ……と衝撃を受けますが、続く野菜売り場は案外お求めやすいお値段です。クイーンズ伊勢丹は地元の農家さんと契約を結んで野菜を並べているそうで、農家直送コーナーがコンパクトではあるものの、ちゃんと設置されています。

 並んでいる野菜は大根が1本80円。葉付きの大根は80〜100円。トマト460円、ミニトマト200〜300円など。大根のサイズは通常の8割くらいの大きさですが、それでも立派なもの。これが80円で買えるなんてビックリです! ちなみに、契約農家コーナーとは別に売られている大根は1本322円でした。

 また、おつとめ品の白菜は半分サイズで70〜90円前後とこれまたお手頃。傷みもなくきれいな状態です。

「ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD」のガパオライスの具(写真:サイゾーウーマン)

 クイーンズ伊勢丹のプライベートブランドにあたる「ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD」。レトルト食品や鍋つゆを中心に多くの商品が見つかります。