年老いた親の介護、それは多くの人が直面する問題です。近年は「介護疲れ」というワードも多くの場面で取り上げられるようになりました。

そんな中、中国にて母親を生き埋めにしたという悲しい事件が発生。「良心はどこに…」と大きな話題を呼んでいます。

■母親と出かけたはずが…?

現地メディアの報道によると、事件が発生したのは5月2日。苗字を「馬」という男性が夜8時頃、79歳になる母親を連れ出し、深夜の2時に1人で帰宅するという不可解な行動をとったそう。

家族が「お母さんは?」と尋ねた所、馬氏は「親戚の家に送っていった」と話しました。

しかし、どうもおかしいと思った彼らが近所や駅に聞き取りを開始。すると馬氏は早朝4時頃、再び家を出て行ってしまったようです。

■工場の裏に埋めたと供述

失踪から3日後、警察の力により行方が分かった馬氏は、「母親を工場の裏の森に連れて行った」と告白。それだけではなく、廃棄物を投入する大きな穴を見つけた為そこに母を押し込み埋めた、と供述しました。

馬氏の母親は高齢な上に手足が不自由であることから最悪の場合命を落としているかもしれないと考えた警察は、早速捜索を開始します。